FNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFN

          メール・マガジン

     「FNサービス 問題解決おたすけマン」

============================================================

    ★第070号     ’00−12−01★

============================================================

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     社会性欠如

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

●「不機嫌の時代」

 

という本がありましたな、たしか山崎正和教授の。 志賀直哉の辺

から説き起こされていたくらいですから、この国における不機嫌の

歴史は長い。  かつてはそれが知性の象徴のようでもありました。

 

恨みや妬みから発した左翼系の思想は、いわば<不機嫌醸成技術>。

日教組が普及に励んだ結果、階級や背景を問わず、完璧にまで定着

してしまいました。  機嫌の良くない人が何と多くなったこと。

 

平和でモノは豊か、何をしていても良い時代、、 なら、さぞかし

機嫌良くてアタリマエだろうに。  まことに不思議です。 要は、

 

心の持ち方の問題、でしょうな。  人間に不可欠の<社会性>が

無い、あるいは発揮できないのだから人間としては失格。  即ち、

非人間的。  そんな人ばかりじゃ、そこはさぞ住みにくかろう、、

 

と思いませんか?  あなたの周辺はいかがですか? 

え? お前んとこはどうなんだ、って?  うーん、それが、、

 

静かな行儀の良い住宅街、、  であるはずの我が町を<見直す>

羽目に陥りましてね。 けっこう<非人間的>な人々の集落だった

ことに、改めて気付かされました。  直接に触れ得たのはほんの

1ブロックでしたが、一種のサンプリング、、 と言えるでしょう。

 

 

実は、10月の国勢調査で<調査員>の役を引き受けましてね。

 

隠居はつい<憂き世離れ>しがち。  それをいくらか取り戻そう、

と。  (甘かったな、私も、、)    しかし、

 

<地域への貢献>なんて言いますが、ね、実際に何かなさったこと、

あなたはありますか?  現役じゃ無理、、?  、、でしょうな。

かつては私も、、 でしたから責めはしない。  しかし、いざ

 

その余裕を得て、何かしてみよう、となると、、 それらしい機会

は意外に得られないものだ、ということが分かります。

 

能力、経験、好み、時間的制約、相手の都合、など色々ヒッカカル。

 

*   *

 

加えて<地域の仕事>なるもの、ルールがあるような無いような。

また、季節的にラッシュするかと思えば、ずっと何も無かったり、、

 

で、きっちり働くのが習性になっている<男>にはやや応じがたい

ところがあります。  職業から身に着いたプライドやコダワリが

邪魔して、ご近所の人間関係には今さら溶け込めない、、 とか。

 

いや、男だけじゃなかろう。 いずれキャリア・ウーマンとやらも、

<地域のメンバー>には容易になれない可能性が高い、でしょうな。  

 

しかし専業主婦的女房族は、<きっちりしたルールがあるわけでは

ない>ことなら、長らく<家事>で慣れています。  さらに、

 

子育ての苦労を分かち合った<戦友>たちとの強固な連帯を保って

来ていますからまさに<地域活動>向き。  溌剌たるものです。

 

4人の子を巣立たせた我が女房もその一人。 民生委員、町会役員

の二役、さらには(街の公民館というべき)住区センターなるもの

の活動にも加わって、ほとんど毎日のように飛び回っております。

 

かつては「亭主元気で留守が良い」と言われたものでしたが、今や

選手交代、「女房元気で留守ばかり」。  ご近所に電話すると、

たいていご亭主が受けて下さる。  留守番は私だけじゃない、、

 

その<地域活動の先輩>に誘われた<調査員>だから断われません。

前回引き受けてくれた人たちも、以来5年を経てパワー低下、

 

その役を頼める人は減る一方。  しかも他人様のプライバシー

に関わる仕事だから、やってくれるなら誰でも、とは行かない、、 

 

なるほど、亭主なら安心なわけだ。 じゃ、、 で、説明会に出て

みると、果たして同類項亭主多数。  町を愛し、少しでもお役に

立とう、の熱意・誠意がみなぎっておりました。  ただし、

 

そのあと約3週間、散々な目に遭うとは知る由も無く、、

   

***************

 

 

 

●まず、担当区域の予備調査。

 

調査員一人当たり約50世帯、と聞いたが、私の場合、戸建ての

ほかにマンションが4棟含まれ、推定80世帯。

 

9月20日<国勢調査のお知らせ>、住んでいようがいまいがの

一律配付。  郵便受けの様子で、空き家・空き室多数、と判明。

 

9月23日<調査票>配付開始。 多少の聴き取りと説明の提供

を伴うので、これは原則対面式。 とされているのだが、祝日の

土曜日なのに、あるいはそのせいか、<不在>ばかり!

 

いったいみんな、どこへ行っちゃうのかね?  雨の中4時間半

歩き回って漸く26世帯だけ配付できたが、足腰にズシンと来た。

しかし、空振りよりコタエたのは相手の応対ぶり。  だいたい、

 

 

先に配布してあった<お知らせ>が読まれたとはとても思えない。

 

出て来て受け取ってくれる人なんて希。  「郵便受けに入れて

行け!」は未だ良い方。  ろくに聞きもせず、「要らない!」。

 

何と間違えているのやら?  もちろん粘って、出て来て頂き、

説明して、たいていはお受け取り頂いたが、、  迷惑そうな顔

が普通、まず歓迎などされませんでしたな。

 

「それもあり得る」と聞かされていた<拒否>にも出会いました。

あるマンションで空き部屋かなと首を傾げていたら、隣の部屋の

ドアがチラリと開いて閉まった。  じゃそちらを先に、と

 

ボタンを押すや、インタフォンから罵声!  居る、と知られた

のがアタマに来る、と喚くコワイ女性。  そこに住んでいるの

が知れると何かまずいのかね?! 、、  とんだ八つ当たり。

 

被害妄想か、ヒステリーか、ほとんど<劇>的なトゲトゲしさ。

「調査とは何だ?」  お知らせした総務庁の国勢調査で、、

「そんなの知るか!」。  せめてお名前と人数だけでも、、

「自分から名乗れ!」  はい、竹島です。 で、あなたは?

「しつこい! ケーサツを呼ぶ!」  へ? 拒否、、ですか?

 

調査員は<拒否>を拒否しなくて良いのだが、彼女の妙な理屈、

「居ると知られたから<協力>しているのに、拒否とは何だ!」

 

<協力>とおっしゃるのなら、せめて、、 言いかけるとまたも

「ケーサツを呼ぶ!」  分かりました。 それじゃ<拒否>と

いうことで、、  (こりゃビョーキだね、、 と独り言)

 

かつて売られた喧嘩を買わずに済ませたことは無かったこの私が

不戦敗、とは不本意だったが、臨時とは言え公務員だからなぁ、、

 

溢れ出たアドレナリンを鎮めるのに、数分間かかりましたよ。

 

*   *

 

翌24日、日曜日なら、と思ったがアテ外れ、やはり不在ばかり。

時間帯を変えて何度か出動したが、居ない人はやはり居ませんね。

連休、週末、関係なく忙しい職業って、いったい何かしら?

 

マンションに空室が多いのにも驚いた。  経費節減か、どこも

管理人不在。  確かめよう無し。  漸く一人見つけたが何と、

「私にゃ分からん。 社長に訊いてくれ」。  幸い近くだった

 

社長宅を訪れて尋ねると、こんどは「管理人に訊け」。 どっち

なんだ?  いくら空きが多いからって、私にアタルなよ。

 

休日を邪魔されての不機嫌か、と翌月曜日、彼のオフィスで訊き

直したが、そっぽを向いたまま。 私の差し出すリストを見よう

ともしない。 「表札が出てなきゃ空きだ」、吐き捨てるが如し。

 

でもあんた、それ正しくないよ。 <表札貼らない主義>の住人、

現にいるんだから、、 と反論することも慎みましたが、この人

の非協力的態度、何なんだろうね? くらいには思いましたな。

 

やむなく各室、チャイムを押しては鍵穴に耳を付けて反応を探る。

が、そこは幹線道路沿い、車の騒音が激しくてよく聴き取れない。

 

それでは、と夜出直して裏へ回り、灯りが点いていないか見上げ

たり、洗濯物や新聞の取り込み具合を調べ、、  の探偵ごっこ。

 

それは戸建てでもやや同様、やむなく「電話を下さい」のメモを

入れて帰る。  が、電話は、、  まず来ませんでしたねえ、、

 

何度目かに運良く会えて、尋ねると、「メモなんか無かった」。

ウソオ! ほかのチラシと一緒くた、見ずに棄てたんじゃ?

 

お国の調査も気にしない人たち、まして調査員風情を人間扱いは

しない。  さて自分は普段、ひと様にどう応対していたか、と

深刻に反省いたしましたよ。  しかしこれで、私が特に

 

ヒドイところに当たったわけではなかった。  ほかの調査員も

当初はみんな呆然としておりましたよ。  互いに情報を交換し

合って、そこら中オカシイのばかり、、 と分かるまでは。

 

*   *   *

 

笑える話もいくつかありました。

 

聞こえているとは知らぬギャルの会話、「国のイキオイ調査とか

いうのサ、あれやんなくちゃいけないの?」 そう、いけないの。

しかし、この国のイキオイ、もうありませんな、こんな具合じゃ。

 

<同居>が読めないらしく、<ドウイ>と発音する奴もいました

とさ。  日本語ダメね!  キミら、ほんとに日本人かい?

 

あるワンルーム・マンション。 中に居るらしいのに答えが無い。

幸いオーナーが見つかり、一緒に声をかけてもらうと、寝ぼけ顔

の男が這い出て来て「スミマセン、はい家賃、、」。  来訪者の

意向には無関心。  何やらむさ苦しい、イキオイの無い話、、

 

*   *   *   *

 

TVで「国勢調査員が訪問してたまたま殺人事件に遭遇」と報道

していましたが、我が町でも<応答なし>の住宅で<推定、死後

1カ月>てのがありました。   隣は何を、、?  死ぬ人ぞ。

 

精神的に不安定な人ではあったらしいが<障害>とは見なされず、

廃屋同然ではあるが<持ち家>なので<困窮>とも見なされ得ず、

<高齢者>の年齢には未だ遠い、、  で、あらゆる制度の隙間

をすり抜け、親戚とも全く疎遠になって、孤立無援。  ついに

電気もガスも止められ、、  座卓に寄りかかった姿で即身成仏。

 

担当調査員が機転と熱意で何とか区や警察を動かしたが、すでに

遅し。 で、新聞に載るか? 結局載らずじまい。 こんなのは

今どき<事件>のレベルではない、らしい、ことも判明しました。

 

***************

 

 

 

●配付した調査票は

 

回収せねばならぬ。 手渡しつつ回収訪問日時を約束し、リスト

に記入する。  1週間後の日曜、10月1日の朝、10時から

11時、いかがですか?  てな具合。

 

中にはその前夜9時とか、当日朝7時とか、旅行に出るから3日

の夜にしてくれ、とか、、 個別にご指定下さる。 はい、了解。

夜討ち朝駆け、回収さえさせてもらえるなら何でもいたします。

 

 

が、「前夜」の人は当夜不在。  断わりは無かったし、そこに

置いてきたメモに対しても連絡なかったし、、  何なんだ?

 

かと思えば、やたら時間にキビシイ人もいる。 10時半に訪れ

たら「早いんですね」。  え? たしか10時から11時と、、

「いえ、あなたは11時と言いました!」  スミマセン、、

(四捨五入すりゃ、、 てな寛大な考え方はなさらないようで)

 

約束の朝不在だったお宅には、今夜8時頃また、とメモを置いて

帰り、出直す。  すると頭から、「朝、本当に来たんですか?

ちゃんといたのに!」  (チャイムは押しましたよ、、)

 

自己正当化を図るのは誰しもだが、そりゃ<他責の文化>だね、、

とはもちろん言わない。  回収さえさせて頂ければ、、

 

対照的なのは調査員の皆さん。  <自責>型の人が絶対多数。

そこまでせずとも、と思わされるくらい颯爽とガンバっちゃう。

 

両者の<かけ離れ>は、さながら<人種の違い>ほどの大きさ。

敢えて言えば、問題を<生む人>と<解決する人>の差。

 

*   *

 

たとえば調査員にも故障は生じるが、補欠なんか置いてないし、

後釜を見つける仕組みが無い。  と、我が女房、それも引き

受けて何と2.5人分。  両膝の関節炎をものともせず、、

 

彼女が歩き回っていたある晩、「今ならいる。取りに来て」の

電話。  調査員同士の協力は認められているし、チャンスは

逃がすべきでない。  代わってスッ飛んで出る私、、

 

途中、同じく駆け足のK氏と行き会う。  聞けば彼もやはり、

奥さんの分を回収に行くところ。  <同病>の大笑い。 

 

で、受け取って、一応記入漏れなきかを点検。 職業、うーむ

添乗員!  道理で常に不在なわけだ。 しかももう次の出発

支度。  (私にゃ務まらん仕事だね、これは、、)

 

女房に渡すと、目がピカリ。  勤務先の社名が不正確だ、と。

今なら未だいるだろう、と記載の番号へ電話しながら気づいた。

この局番、この辺のじゃないぜ。  とすると、どこの電話?

 

やはり銀座のオフィス、もちろん留守電。  ともかく社名は

判明した。 マニュアル通りではないが、結果的には合理的?

なら、次回のマニュアルにはこの記入法、加えるべきかも、、 

 

*   *   *

 

どうしても会えない、回収できない相手には最後の手段、返送

用封筒をねじ込む。  と、その時、背後から主人公ご帰館。

いわく「未だ書いてない。 すぐ出かけなきゃならない」。

 

たいして時間はかかりません、何ならお待ちします、と言うと、

「10分後に来てくれ。ここに挟んでおく」  、、だと折る

ほか無い。  キマリで二つ折りまで、と折って差し上げた。

 

ところが、回収に行くと案の定、<細かく>畳んで挟んである。

ダメな人は結局ダメ。  こういうのは、調査員が新しい紙で

作り直すことになっている。  <自動読み取り機>のために。

 

しかし、せっかく説明したり折ったりして上げたのを、ワザと

無視するかのごとき、気が知れませんな。  狙いは何かね?  

 

同じく<言ってもダメ>なのは「鉛筆で記入」。  2カ所の

マンガ入り説明書きも読まないらしく、水性ペンやボールペン

を使って下さる。  これも調査員が作り直すことに、、

 

と指摘したら、「鉛筆だと書き直されてしまうんじゃ?」など

<正当化>を図る人あり。 間違いました、とは絶対言わない。

 

シマッタ、ウッカリシタくらい、思わないものかしら、ね?

思えば、それらしい言葉が出る、、 のではあるまいか。

 

認めるべきを認めないような精神構造の人に、進歩向上なし。

この国の今後のイキオイ、ざっと想像がつきますでしょ?

 

*  *   *   *

 

そこで毎度の人間2大別。  進歩向上型と進歩向上拒否型。

 

調査員は概して前者、それによって人生を成し遂げた人たち。

生活基盤は厚く、高齢ではあっても頭ハッキリ、体シッカリ。

困難にヘコタレず、初めは戸惑っても、たちまち自力で打開。

 

無応答や所在不明の相手にも工夫を凝らし、闘志を掻き立て、

挑み続ける。 今夜これから、明日もう1回、、 粘る粘る。

 

義務の念が旺盛、どころか、義務の範囲を超えた努力を全く

惜しまない。  我が女房にも尊敬の念を新たにしましたよ。

 

比べると、調査対象の皆さんは大半後者。 <個室>型、と

でも言うべきガードの堅さ、容易に立ち入らせない。 居る

居ないすら窺い知ることを許さない。  まさに拒否型、、

 

人と会いたがらないし、会っても挨拶しない。 挨拶されて

も返さない。  世代的な特徴らしく、戸建て、マンション

の別無し。 それが、調査員に対して、だけではないみたい。

 

ある朝の散歩での目撃。  マンションの管理人が落ち葉を

掃いている。  そこから出て来た親子風の男が2人、脇を

俯いて通り抜ける。 彼、爽やかに「お早うございます!」、、

 

ところが2人とも無応答。  顔も上げず、目も合わさず、、

その背中へ管理人氏もう一声、「行ってらっしゃいませ!」

それにも反応しないことを見越して、のようでしたが、、

 

<人間>的やり取りを拒むかのごとき、非社会的行動ぶりの

人たち、そんなのがイキオイを増している、、 ようですな。

 

*   *   *   *   *

 

前記「10分後に、、」の人の書き込みを待つ間、私は通り

の反対側にあるバイク屋へ行き、任意保険の払い込みをして

いました。  その時の、バイク屋主人の話から:

 

うちの前がゴミ集積所になってるんで、掃除もしてますがね、

通りかかる近所の人が挨拶しかけて来るなんてこと、ありま

せんよ。 ワザと声をかけてみるんですがね、ダメですよ、、

                (ほら、ね、ここにも)

 

店を閉めて、テレビなんか観てると、夜も10時過ぎですぜ、

カーテン引いてあるのに、表の戸を開けて入って来ちゃう。

で、パンク直せ、って言うんですよ。

 

馴染みの顔じゃなし、仕事って時間じゃない。 ダメだ、と

言っても、帰れなきゃ困る、の一点張り。 自分の都合しか

考えてない。  お前バイク屋だろ、、 ってんですからね。

 

とんでもなく朝早い時間に叩き起こされたこと、ありますよ。

エンジンがかからない、ってね。 調子の悪さを延々と喋る。

そのくせ、自分の名前は言わないんです。 エーと、この声、

覚えが、、 意識朦朧だし、ね。 失礼があっちゃいけない、

 

で、訊くんです。 その車、いつごろお求めになりました?

するとね、いや、お前んとこで買ったんじゃないんだ、って。

もう勘弁してくれ、ですよ。 結構な年輩のようでしたがね、、 

 

昔はバイク乗り共通の親近感で、すぐ話が通じたもんですが、

今は若いのもクライですよ、、 店に入っては来るんだけど、

コンチワどころか、何して欲しいのかも言わない。

 

だから一々、こっちから訊いてやらなきゃならない。 車種

すら言えないのが多くてね。 どんな故障か、ちゃんと説明

することが出来ないんですよ、情けない。

 

質問してやると、ウンとか、イヤとか、まあマルバツ式だね。

何しろ手間暇かかって大変。 はあ?国勢調査も、ですか?

そうでしょうね。  とにかくこの国、もうダメですよ、、

 

***************

 

 

 

●今回の話、

愚痴とは取らないで頂きたい。  町の一角をつぶさに見る

機会を得て、世の人々の<非社会的>傾向を痛感しただけ。

この通り、老若男女を問わず蔓延しております。  だから

 

調査員の多くは初め「5年後はもうゴメン」の気分になった。

けれども逞しい人たち。  一段落した後はアッハッハ!

 

愉快な、有益な記憶にしてしまうプラス思考。  次回この

点はこんな風にすべきでは、とか言い出したり積極性旺盛。

 

まあ、一過性の仕事ですから耐えやすいのかも。  しかし、

職場の管理者はロング・ラン。  積極性だけで保つかな?

 

 

<個室育ち>で、礼儀や人付き合いのシツケが皆無の連中を

何とか間違いなく、あるいは間違い<少なく>、働かせなく

てはならない。  まことにご苦労、お察し申し上げます。

 

前記バイク屋さんじゃないが、一々訊き出してやらなくちゃ、

何を抱えているのか、何をするつもりなのか、協力するのか

しないのか、分からせてくれない部下。  時には上司すら。

 

いや、顧客やアウトソース先でもその手合いに出くわすはず。

 

そんなのを相手に、あなたならどんな風に訊き出しますか?

                   (ほら、来た!)

それには<質問の技法>、 Rational Process 方式が良いの

ではありませんか? 即ち、

 

  Rational Process は<社会性欠如>時代克服のツール!

                         ■竹島元一■

============================================================

FNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFN

                      ■ホームページへ戻る